ドリルモグラーズのエースは?
 
 
 
どの球団にもエースと呼ばれる選手は存在します。
暗黒期の阪神には藪が、山下大輔時代の横浜には三浦が、2005年楽天には岩隈が。
……では、我等がドリルモグラーズはどうなのでしょうか?
そんな疑問に自答するべく、今回はドリルモグラーズのエースを決めたいと思います。
 
さて、その手段ですが、あぁだこうだ論じるよりも実行するのが手っ取り早い。
つまり、ドリルモグラーズをペナントでまわしてみて、誰が好成績を収めるのか算出するんです。
 
実験はパワポケ7のドリルモグラーズをそのまま使用。
代打による計算のズレをなくす為、投手が打席に立たないパ・リーグで、
今は無き近鉄の代わりにドリルモグラーズを入れてみます。
具体的には、ドリルモグラーズ5人の先発投手一シーズンの成績を5回算出し、その平均値で優劣を決めます。
登板順の方はシーズンごとにスライドさせます。
野手陣はデフォルトのままで、リリーフは毎回上から松本>宇喜田>阿南>信濃>溝口。
 
さて、肝心の先発選手の投手能力は以下の通りです。

凡  田
右   斜
最大球速142km/h 変化球
スライダー:2
フォーク:2
Hシンカー:2
コントロール135C
スタミナ80D
狩   村
右   上
最大球速144km/h 変化球:
スライダー:2
フォーク:2
コントロール130D
スタミナ144B
宮   崎
右  上
最大球速134km/h 変化球
スライダー:2
フォーク:2
コントロール125D
スタミナ70D
後塔田
右  斜
最大球速136km/h 変化球:
スライダー:2
シンカー:3
コントロール130D
スタミナ104C
田中拓
右   上
最大球速142km/h 変化球
カーブ:2
フォーク:3
コントロール120D
スタミナ65D

ちなみに、先発5人目を阿南と田中拓のどちらにするか悩みましたが(投手能力はフォーム以外同じ)
この検証では田中拓にしました。特に意味はありません。
どうでしょう……サクセスで使っている限りでは、打ちにくさなら凡田総合力なら狩村という感じを受けています。
おそらくこの二人のマッチレースになるのではないでしょうか。
さぁ、さっそく検証です!
 
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
 
はい、終りました!
いやいや、全試合すっ飛ばすと、本当に早かったですよ。平均値の計算が面倒だっただけで。
まずは参考にチーム成績ですが、毎回首位と50ゲーム差以上離されてブッチギリの最下位でした。
70ゲーム離される事もあるほどで、ファンの方には申し訳ないのですが、楽天並の成績です。
さてさて、その中で各投手は一体どんな成績を残しているのでしょうか……?

防御率 イニング 三振 四死球
凡田 15 4.23 176 96 56
狩村 19 4.97 184 77 52
宮崎 13 4.62 157 75 46
後塔田 16 4.65 173 73 52
田中拓 15 5.06 156 67 47
(値は四捨五入した物。青はその項目の最高成績、赤は最低成績)
 
 
 
うっわぁー、エースがいねぇー……。
 
 
 
い、いやいや、そんな事を今更言っても仕方ありません。ここから何かを掴み取りましょう。
 
ええと、まず最多勝最少敗戦の宮崎。ドングリの背比べの6勝ですが、この6は評価できる6です。
宮崎はイニング数が極端に少ないんですね。確かにスタミナの問題はありますが、
仮に狩村くらい投げたら、あと1,2勝は上乗せできたかもしれません。
田中拓もイニングが少ないのですが、やはり唯一の防御率5点台は頂けません……。
ちなみに宮崎は、一度シーズン防御率2.23なんてわけの分からない数字をたたき出しました。
狩村も同程度の防御率を一度出しましたね。
あれはなんだったんだろう……。
 
あとは凡田がダントツの最多奪三振最優秀防御率ですね。
好調の原因はおそらく、総合力がある事に加えてHシンカーがあるからでしょう。
ここには記載していませんが、渡辺俊等の斜め変化球を得意球とする投手は、
毎回リーグ奪三振数上位に名が上がっていました。
凡田。その名にそぐわず、意外と三振も取れる男です。

とまぁ、色々使えそうでくだらないデータが算出されましたが、今回コラムの結論です。
 
 
ドリルモグラーズはダブルエース!
凡田と宮崎!

 
 
凡田  5勝15敗  4.23
宮崎  6勝13敗  4.62

 
 
……エ、エースは凡田と宮崎!!