ゆけゆけ!  トラブルメーカーズ
 
 
 
主人公のやる気を下げたり、体力を奪ったり、金を巻き上げたりと、
とにかくトラブルを起こすキャラクターっているじゃないですか。
亀田とか、亀田とか、亀田とか……
 
どうしてもそういうキャラクターというと3亀田のイメージが強いのですが、
他にもトラブルメーカーなキャラクターは、わんさかいるんですよ。
で、今回はそんなトラブルメーカーズを挙げてみました。
ちなみに『プレイヤーにとって迷惑』『主人公にとって迷惑』どちらも挙げています。
……いや、主人公にとって迷惑ってのは、大抵プレイヤーにも迷惑なんですけれどね。

○  亀田光夫(3)
 
恐らく殆どの方が迷惑キャラクター筆頭に挙げるのではないでしょうか。
「あのパーツを買おう」「あのイベントで消費する資金に充てよう」
そう思って溜めていた金をガッポリ巻上げてくれます。
更に自己中心的な多々のイベントも、彼の迷惑っぷりを増徴しています。
もう殺意すら沸いているユーザもきっといる事でしょう。
何よりも、ユーザの思惑通りにさせてくれないという事が、彼への怒りになるのだと思います。


○  冬野枯男(3)
 
彼、大全のプロフィールにまで「迷惑キャラ」と書かれています(笑)
1でも登場したのですが、一試合の調子が落ちるだけで、
この頃は迷惑と感じないですね。彼の全盛期は3です。
仲間にしないと、主人公を車で跳ね飛ばし、
仲間にしたらしたで、自爆装置やらの迷惑アイテムを作ってくれる程。
一応イベントの末には「威圧感」というご褒美があるのですが、
人の良さ次第ではバッドアイテムに変わっている辺り、さすが冬野です。
ポケとは関係ありませんが、パワプロ5の「マネージャーは男でガッカリ」という一文には共感を感じました。

○  ヒーロー(7)
 
高校球児である主人公の前に現れたヒーロー達。
チームは確かに強くなりますが、納得のいかない事ばかり。
彼らがいなければ、主人公の高校野球人生は平凡でしたが、安定した幸福でもあったでしょう。
しかし、ヒーロー達を「迷惑」の一言で片付けるのには忍びないのです。
彼らが「迷惑」である事に変わりはありません。
しかし、その「迷惑」を乗り越える事ができれば、
迷惑を避けた場合よりもよりレベルアップしているのではないでしょうか。

○  本田幸太郎(8)
 
個人的にトラブルメーカーズのホープとイチオシしたいのが、本田君です。
彼のランダムイベントは、殆どがプレイヤーのやる気を下げてきます。
やる気が下がると、彼女以外で100%やる気を上げられる場所が無いので、
元の状態に戻るのにてこずる事があるんですよ。
この「思い通りには行かない」という感覚は、まさしく亀田のそれと同じ
また、イベント自体も「自己中心的な行動でやる気を下げてくる」と、これまた亀田に通じるものが。
今後も登場するのであれば、今度は亀田を越える程の迷惑っぷりをみせてほしいものです。

とりあえず4人を挙げてみたのですが、まだまだ迷惑キャラクター、いますいます。
トラブルメーカーズの条件は「主人公・プレイヤーに対して迷惑」
つまりイベント展開やプレーヤーの能力・状態を悪化させるのが、彼らです。
そんな彼らに苛立ちや怒りを感じる事もありますが、彼らがいないとパワポケは成り立たないのも事実。
「世の中甘くは無い」と教えてくれる彼らもまた、パワポケの魅力の一つなのだと思います。
 
 
 
と、いくら格好つけてみても「亀田コロス!」とGBAを投げた事、何度でもあるんですけどね。
 
……でも、これも逆手に取れば、ユーザーに本気で「喜怒哀楽」の「怒」を感じさせてくれる秀逸なキャラなんですよねぇ……。