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主人公あれこれ
さてさて。
表にも書いていましたけれど、のっけから他人の褌です。
とはいえ、私の創作のベースが上記の方だったというだけで、本ページの内容は、多少は元ネタとは異なる部分もあります。
改めて述べますが、ここに書かれている事は全て私の考え方ですので、
読まれて気分を害された方がおられたとしても、それは私が理由でして、元ネタとは何の関わりもないものです。
元ネタを読まれて害されたのでしたら、また別ですが……。
前置きはこれくらいで。
パワポケ創作において欠かせない問題となるのがオリキャラ。特に主人公。
主人公に容姿は一応あるものの、作品毎の違いは些細なもので、
また名前は自由に決められる事から、イラストでもSSでも作り手の影響が出るものですね。
強いて言えば、影響が然程無いものはパワ体の主人公イラスト位でしょうか。
私はそんな主人公に対して、できる限り没個性を意識しています。
名前も全て「主人 公(ぬしびと こう)」。別にパワポケでも小波でも構わないのですが、
その昔、同じコナミのときメモ二次創作でこの呼び方が流行していましたので、慣れが理由で私もこれです。
さて、なぜ没個性とするのか。
読者がいるからに他なりません。
読者は基本、作品の世界に浸りたくて二次創作に手を出すわけです。
そこに、主人公という、作り手の感覚によって変化が生じるキャラクター、いわゆるオリ主が出てくる。
その時に生じる違和感を少しでも払拭する為の没個性です。
だって、突如出てくるオリジナルキャラクターに対して、そうそう簡単に感情移入はできないじゃないですか。
読者は読者で主人公像を持っているのですから尚更ですよ。
元ネタサイトの言葉を借りれば、
「原作の世界に飛び込みたくて読み始めましたけど、そこには既に他人が居座ってました」
…では、救われないでしょう。
それにパワポケは、遊ぶ度に名前は変えられますし、結果も異なります。
彼らは一作品間においても完全なる同一人物ではなく、プレイヤー毎のプレイの数だけ主人公が存在するものです。
なので、没個性として、読者の主人公像に少しでも近づけたい……という事ですね。
補足しますが、完全なる没個性ではありませんよ?
ときメモとは違って、パワポケは各主人公毎に様々な個性が存在します。
1であれば目つきが悪いとか、4であればオタク趣味だとか。
そのベースは存分に尊重した上での没個性です。
ただし、これはあくまでも私の安牌創作論というだけで、個性の強いオリ主を否定するものではありません。
私、波長が合うキャラクター性のあるオリジナル主人公も好きですよ。
例えば、wayaさんのファンになったのは、無精ひげの生えたガサツそうな5の主人公イラストを見てからでした。
上手くかち合えば、作品を更に深く掘り下げられる要素だとも思います。
そんなわけで一回目の創作論でした。
重ねて述べますが、私がこう思うという事であって、他のやり方を否定するものではありません。
そもそもやりたい事をやれるのが二次創作の魅力ですから、そこを否定するのはナンセンスだと思います。
元ネタでは主人公以外のオリジナルキャラクターの扱いについても触れていますので、興味を持たれたらそちらも必見です。 |
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